益田喜頓賞授賞式が開催されました

2016年11月23日開催「函館音楽協会 創立80周年記念演奏会 〜紡ぎ繋がる音楽〜」公演が,益田喜頓賞を受賞し,2017年11月3日,函館市芸術ホール益田喜頓像前で,公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団,選考委員,函館音楽協会役員等20名が出席して授賞式が行われました。函館音楽協会宍戸雄一会長が,(公財)函館市文化・スポーツ振興財団佐々木茂理事長より賞を受け取りました。

益田喜頓賞は、函館出身で演劇・舞台で活躍された故益田喜頓氏にちなみ,毎年、前年度に函館市民による公演で,応募があったものの中から優れた公演に対して,函館の文化団体,鑑賞団体,学識経験者等から組織される市民舞台芸術奨励事業委員会委員が選考し,公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団が表彰するものです。平成12年より毎年選考し,本作品が16公演目の受賞となります。

平成29年度益田喜頓賞は,平成28年度に開催され応募のあった7公演を対象に,7名の委員によって7月7日に選考されました。受賞公演は,函館音楽協会80年の歴史の中で受け継ぎ育まれてきた創意工夫とオリジナリティ溢れたプログラムを会員が一丸となり創造したステージであったことが高く評価されました。また、この演奏会が長い時間だったにも関わらず最後まで楽しく鑑賞できたこと、函館の作曲家に焦点をあてたコーナーがあったこと、ステージ最後に出演者・会員による合唱があったことなども評価されました。

宍戸会長は謝辞のなかで,「本公演は,余り参加が活発でなかった会員も含めて,会員のほとんどが出演するなど会員が一丸となって創りあげた舞台に,栄えある賞を頂戴したことは大変光栄で感謝します。これを励みに90周年に向けて進んで参りたい」と述べました。

会員皆さんの日々の研鑽が80周年公演に結集し,実を結びました。


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