函館音楽協会副会長宮崎敏先生がこのたび函館市文化団体協議会 白鳳章を受章されました。
宮崎敏先生は昭和49年函館ラサール高校に着任。同校グリークラブを全国大会に出場させ、道内でも数少ない男声合唱団に育てました。
平成2年から16年まで函館合唱連盟理事長を務め、創立40周年記念演奏会ではモーツァルト「レクイエム」を指揮し道南や全道等に及ぶ合唱の普及、レベルの向上に多大な功績を残しました。
また、函館室内楽研究会を結成。プロ奏者と数多く共演し弦楽器奏者の育成、弦楽合奏の普及に尽力しました。
その他、函館市民と日本フィルハーモニー交響楽団や札幌交響楽団によるベートーヴェン作曲交響曲第9番「合唱」や、マーラー作曲交響曲第2番「復活」の合唱指導、ヘンデル作曲「メサイア」やハイドンのオラトリオ「天地創造」など特別編成オーケストラやプロのオーケストラ伴奏で指導を行い、文化の向上・発展に多大な功績を残しました。
宮崎敏先生の長年のご功績に対する栄えあるご授章、心からお祝い申しあげます。