第1回函館音楽祭が益田喜頓賞を受賞

2012年11月25日開催、「第1回函館音楽祭~類家唯ピアノリサイタル/函館音楽祭記念オーケストラ演奏会」が、益田喜頓賞を受賞し、2013年11月3日、授賞式が行われました。函館音楽協会会員で実行委員会代表の類家唯さんが賞を受け取りました。
益田喜頓賞は、函館出身で演劇・舞台で活躍された故益田喜頓氏にちなみ、毎年、前年度に市民会館と芸術ホールで実施された事業で応募のあったものの中から、函館の舞台芸術分野において優れた活動を行った団体及び個人に対して財団法人函館市文化・スポーツ振興財団が表彰するものです。
今回の受賞公演では、昨春留学先のドイツから帰国した類家唯さんが、在籍した京都市立芸大などでの幅広い人脈を生かして国内で活躍する若手演奏家を集め、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」などを披露しました。来場者700人超を魅了し、今後も函館の音楽文化振興を担う新しい企画として期待されます。
受賞おめでとうございました。

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賞状を受け取る類家唯さん
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喜頓像とともに、類家なつき(左)さん、類家唯さん(右)


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受賞謝辞
 この度は、このような名誉ある賞をいただき、大変うれしく思っております。まさか第1回函館音楽祭がこのような賞をいただけるなんて思いもよらず驚いたのと同時に、この賞に恥じない函館音楽祭を今後も企画していかなければという気の引き締まる思いでした。
 函館音楽祭を開催するにあたり、実行委員のみなさまをはじめ、音楽協会のみなさま、財団の方々、ご協力いただいたみなさまに大変感謝しております。
 先日10月27日に開催した第2回函館音楽祭では、市内の吹奏楽を学ぶ中高生がオーケストラに参加しました。吹奏楽だけでなくクラシックやオーケストラの世界を知って視野を広げるきっかけにしてほしいと企画しましたが、演奏会終了後、将来オーケストラで演奏してみたいという大変うれしい言葉をもらいました。今後も函館のみなさまに毎年函館音楽祭を楽しみにしていただけるような企画を考えていきたいと思いますので、今後ともみなさまのご指導とご鞭撻をどうぞよろしくお願い致します。

函館音楽祭実行委員代表
類家唯