2015年 函館音楽協会 表彰式並び新年会

平成26年度函館音楽協会協会賞・奨励賞表彰式、平成26年度函館市文化団体協議会青麒章受章報告、並びに函館音楽協会新年会が平成27年1月24日(土)午後6時より五島軒本店王朝の間において、多くのご来賓の方々のご臨席を賜り開催されました。
はじめに協会賞・奨励賞表彰式が行われ、宮崎敏副会長より受賞事由及び受賞者の紹介、吉田淳子会長より賞状と副賞が授与されました。ご来賓の函館市教育委員会教育長山本真也様、(財)函館市文化・スポーツ振興財団理事長佐々木茂様よりご祝辞を頂いた後、協会賞を受賞された松石隆氏、奨励賞を受賞された吉本有祐氏より謝辞がありました。次に橋本公志氏が青麒章、次藤正代氏が青麒章を受章されたことについて吉田淳子会長よりご報告がありました。
 続いて新年会が行われ、中島眞之副会長の挨拶後、函館吹奏楽連盟理事長成田良太様、函館市文化団体協議会副会長竹崎錦里様より新年のご挨拶を賜りました。次に乾杯のご発声を北海道新聞社支社長鶴井亨様より頂き、新年の宴が開始されました。その後、森 洋子氏による祝賀演奏が行われ、J.Sバッハ作曲『フランス組曲第5番(抜粋)』が華やかに演奏されました。祝宴後半は会長や会員によるアンサンブル演奏で盛り上がり、 最後に宮崎敏副会長の指揮と畑中佳子氏のピアノ伴奏により出席者全員で滝廉太郎作曲「花」を合唱した後、締めの乾杯のご発声を函館新聞社編集局長末次一郎様より頂き、盛況のうちに会を終了いたしました。

松石隆氏、吉本有佑氏よりお喜びの声を聞かせていただきました



函館音楽協会 協会賞 受賞に際し

 この度は平成26年度函館音楽協会協会賞を頂戴し、誠に光栄です。フルート演奏やクレアシオンでの活動と、函館市公民館活性化ネットワーク(イキ!ネット)に係わる活動を評価していただけたことを大変嬉しく思っております。
 21年前に函館に移住して以来、この地で様々な出会いの場を得ました。特に、クレアシオンでは、たくさんの高水準の共演者と上質な楽興の時をもちました。共演者とステージとお客様にここまで育てていただいたことを感謝しております。
 そんな演奏活動の中で函館市公民館の魅力を再認識し、保存・改修を目的とした「イキ!ネット」を2007年に立ち上げました。函館市公民館が函館ならではの会場であることを多くの方にお話しし、連続音楽会「公民館マチネ」では、2014年3月までにのべ230人もの演奏家をお迎えして素敵な音楽を講堂で鳴らしていただき、のべ4000人ものお客様に足を運んでいただきました。この25回の演奏会と毎回のアンケートで浮き彫りになった市民の声がついに実を結び、公民館改修の実現となりました。
 これらの活動は、本当に多くの方の支えがあって続けてこられたものです。係わってくださった皆様とともにいただいた賞であると感じております。
 これからも、自分なりのペースで楽しく音楽活動を続けられたらと思っております。今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

松石隆

受賞に寄せて

 この度は、函館音楽協会奨励賞をいただき、心より感謝申し上げます。僕自身はあまり実感出来ていませんでしたが、多くの方々に「おめでとう」とお声をかけていただき、本当に嬉しく思っております。
 大学進学を機に函館に来てもう12年近くたちました。小さいころからピアノが好きで、大きくなってもピアノを弾き続けたいという理由で大学に進学し、そして今だに好きという理由だけでピアノを弾き続けています。もともと音楽の知識があまりなかったため、函館に来てから様々なことを教わりました。そして音楽を通して、多くの方々と出逢うことが出来ました。一緒に演奏して下さる方々、聴いて下さる方々、応援して下さる方々、そしてご指導して下さる方々等、本当にたくさんの方々との出逢いがあり、今回受賞することが出来たと思います。僕の音楽は、函館で育ててもらったものです。これからもこの受賞を励みとして、たくさんの方々と共に音楽をし、函館に還元していければと思っています。
 今後ともご指導、そして温かい応援をいただけたら、嬉しく思います。ありがとうございました。

吉本有祐

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