第46回 学生コンサートが開催されました。会員の皆様によるご推薦、ご紹介により、13組のステージで構成できましたことを大変嬉しく思うと共に、みなさまのご協力に深く感謝いたします。また、函館以外で音楽を勉強されている高校生にもご出演いただき、とても意欲的で多彩なプログラムとなりました。
吉村駿佑さんより出演されたお気持ちを聞かせていただきました。
日時/2018年8月25日(土)13:30開演
会場/函館市芸術ホール
入場料/一般1,000円 学生500円
〜学生コンサートに出演して〜
北海道教育大学教育学部岩見沢校芸術文化・スポーツ文化学科音楽文化専攻鍵盤楽器コース1年
吉村駿佑
今回は、函館市芸術ホールという素晴らしいホールでの本格的な本番を経験させていただくことが出来、とても嬉しく思います。私は本格的にピアノをやり始めたのが高3からととても遅く、そのため、ことのほか常日頃からこのような本番が欲しい、経験を積みたいという願望が強くありました。ピアニストにとってホールもピアノも本番によっていつも変わってしまうというのは宿命ですが、だからこそ自分が聴かせたいと思っている音、音楽をその場で実現するには、練習通りやるだけではダメで、そのホール、そのピアノの特徴を耳と手を使って瞬時に理解し、対応する必要があります。それができるようになるには普段の練習だけで耳を使うことだけでなく、本番の経験をたくさん積むことで訓練しなくてはならないということを、大学でも言われています。経験が周りの人よりすごくすごく浅い私にとってこのような本番の有難みというのは本当に計り知れません。今回ここで経験させていただいたこと、感じた課題を、今後の活動の源流にしていきたいと強く感じております。
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