令和2年度函館音楽協会 第61回ジュニアコンサート

函館音楽協会第61回ジュニアコンサートが9月20日(日)函館市芸術ホールで開催されました。 

ジュニアコンサートは函館とその近郊で音楽を学ぶ子供たちのコンサートで、 今年度は、ピアノ・ヴァイオリン・フルート・オーボエ・サクソフォーン・ユーフォニアム・ホルン・独唱と、音色豊かな33ステージが披露され、会場からは温かい拍手が送られていました。 

 本演奏会は新型コロナウィルスの影響により春季定期演奏会と学生コンサートが中止となりましたため今年度初めての音楽協会主催事業となりましたが、ご来場及びご出演の皆さまには 感染防止のため 様々なご協力を頂きましたことを、改めて御礼申し上げます。 

出演した、山﨑美和さんと加賀琉名さんより感想をいただきました。 

函館市立中央小学校6年 山﨑 美和 (ピアノ)

わたしはジュニアコンサートに出たのは3回目でしたが、今年もできてよかったです。いつもと少しちがうところもあったけれど、ほとんどは例年通りのように感じました。演奏はミスなくできたのでよかったです。本番前はミスが多かったのでうまくいってほっとしました。わたしはショパンの曲を初めてひいたのでとてもわくわくしました。わたしがひいたショパンのポロネーズ変イ長調遺作は、ショパンが11才のときにかいた曲だと先生に教えてもらいました。わたしよりも低い年齢でショパンがこの曲をかいたことにおどろきました。さらに調べてみると、ショパンの自筆譜が現存する最古の作品だということもわかりました。そしてこの曲をたくさんの人がひいていることを知って有名な曲をひけたことをとてもうれしく思いました。これからもたくさんの曲をピアノでひきたいです。そして今年のジュニアコンサートは、ピアノやバイオリン以外の金管楽器や木管楽器など、いろいろな楽器があっておもしろかったです。 

函館中部高等学校3年 加賀琉名(ホルン)

 今回、初めてこのジュニアコンサートに出演させて頂きました。とても響くホールの中で本当に気持ちよく演奏できました。順番が最後ということでドキドキしましたが、良い緊張感の中で自分の音楽を楽しむことができました。今回の演奏で出た課題を受験までに改善するよう努力しようと思いました。
新型コロナウイルスの影響でたくさんのコンサートやコンクールが中止になる中、感染防止対策をしっかりと行った上で、今回このように人前で演奏できる機会をつくって頂き、本当に感謝しています。このコンサートに出演できて良かったです。とても良い経験をありがとうございました。