11月8日(土)18:00より、函館市芸術ホールに於いて令和7年度函館音楽協会秋季定期演奏会が開催されました。
定期演奏会は当会会員の研鑽の場として春と秋に年二回開催しており、秋季定期演奏会は毎回テーマを設けたプログラム構成になっています。
今回は「カーニバル アニバーサルイヤーの作曲家たち」と題して、2025年が記念年にあたる作曲家の作品を取り上げました。
J.S.バッハ(生誕340年)や山田耕筰(没後60年)などの作品をピアノ、フルート、リコーダー、ヴァイオリン、チェンバロ、ソプラノ、メゾソプラノで8ステージ披露されました。
馴染み深い曲から普段あまり耳にしない名曲まで趣き深い曲調が揃い、会場にお越しのお客様からはあたたかな拍手が送られていました。

◇ピアノ連弾で出演した堀内由美子氏よりコメントをお寄せいただきました。
この度は、秋季定期演奏会にご出演の機会をいただき、誠にありがとうございました。
演奏側の気持ちを深く理解くださる幹事の先生方、スタッフの皆さまの手厚いサポートに、心より感謝申し上げます。
私たちデュオ KAHLUAは、「お客様に楽しんでいただける演奏」を目指し、2004年に親子で結成したピアノ連弾ユニットでございます。昨年は、私の肩の骨折により三手連弾となりましたが、今年は無事に四手連弾でステージを務めることができ、安堵しております。
今年は、生誕200年のヨハン・シュトラウスII世の作品より、『美しく青きドナウ』と『トリッチ・トラッチ・ポルカ』を選曲いたしました。
『美しき青きドナウ』は、普墺戦争の敗北とコレラ流行で疲弊したウィーン市民を力づけるために生み出され、「第二の国歌」とも言われる名曲です。ピアノでの響きや、ウィンナ・ワルツ独特の間合いをどう表現するか、試行錯誤いたしました。
練習を通じ、シュトラウスII世が描く情景の広大さと、困難な時代に生きる人々への温かい思いを深く感じました。この奥深さこそが、この曲が時代を超えて愛される大きな理由の一つであると思います。
また、明るく軽快な『トリッチ・トラッチ・ポルカ』は、弾いている私たちも心から楽しい一曲でした。会場の皆さまにも、その楽しい雰囲気が伝わりましたら幸いです。
ご来場の皆さま、温かい拍手を賜り、本当にありがとうございました。




令和7年度函館音楽協会 秋季定期演奏会
日時:2025年11月8日(土)開場17:30 開演18:00
会場:函館市芸術ホール
入場料:一般 1,000円 学生 500円(中学生以下無料)
チケットご予約/お問合せ:080-6859-8462(コンサート専用)
チケット取扱い:函館市芸術ホール:55-3521 ㈱河合楽器製作所函館ショップ:52-2468
主催:函館音楽協会
後援:函館市 函館市教育委員会 公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団 函館市文化団体協議会 ㈱河合楽器製作所函館ショップ ㈱ヤマハミュージックジャパン函館店 北海道新聞函館支社 函館新聞社 NHK函館放送局 FMいるか NCV函館センター
令和7年度 函館音楽協会 秋季定期演奏会
カーニバル アニバーサルイヤーの作曲家たち
1.美しき青きドナウ ヨハン・シュトラウス2世
トリッチ トラッチ ポルカ
デュオKAHLUA(ピアノ連弾)
プリモ 堀内 法子 ※
セコンド 堀内 由美子
2.歌劇「リナルド」より いとしい妻よ G.F.ヘンデル
さくら横ちょう 加藤周一 詩/ 神戸孝夫 曲
メゾソプラノ 石橋 知子
ピアノ 阿部 香緒
3.アヴェ・マリア M.ロレンツ/F.ビジャエスクサ 編曲
アヴェ・マリア R.シュトルツ
アヴェ・マリア G.ビゼー
ソプラノ 室田 実希
ピアノ 木村 佳子
4.フルートソナタ ト短調 BWV1020 J.S.バッハ
フルート 松石 隆
チェンバロ 森 洋子
5.カンツォン『うぐいす』 T.メルーラ
フーガの技法 Ⅳ J.S.バッハ
オークリコーダーアンサンブル
ソプラノリコーダー 岡部 浩美
アルトリコーダー 家永 智沙子 ※
テナーリコーダー 東郷 真子 ※
バスリコーダー 郷六 葵 ※
6.詩曲 作品25 E.ショーソン
ヴァイオリン 有岡 琴美
ピアノ 寺井 かえ
7.砂山 北原白秋 詩/山田耕筰 曲
秋風の歌 西條八十 詩/山田耕筰 曲
嘆き 三木露風 詩/山田耕筰 曲
みぞれに寄する愛の歌 大木惇夫 詩/山田耕筰 曲
ソプラノ 木村 久美子
ピアノ 中村 加代子 ※
8.8つの小品より カプリッチョ G.フォーレ
水の戯れ M.ラヴェル
ピアノのための「からたちの花」 山田耕筰
ピアノ 畑中 一映
※賛助出演