中島眞之副会長 函館市文化賞受賞

先日、函館市文化賞受賞者の発表があり、めでたく中島眞之副会長が受賞されました。
 中島先生は、学芸大学函館分校(現道教育大学函館校)卒業後、作曲活動を行う傍ら、市内の中学教諭として吹奏楽指導で道内トップクラスの実績を持っておられます。
 79年には函館市民オーケストラを設立し、毎年定期演奏会を開き、国内外のプロと共演するなど幅広く活動。99年まで団長を務め、現在も常任指揮者として活躍されております。
 
 この度の受賞、心よりお祝い申し上げますとともに、今後の益々のご活躍をご祈念いたします。
                          幹事長 高橋
中島眞之先生より受賞のコメントをいただきました。



平成21年度 函館市文化賞 をいただいて
音楽協会副会長 中島 眞之

10月吉日 函館市から文書が届きました。  内容は、
~~「さて、この度あなたに平成21年度函館市文化賞を贈り、表彰申し上げることになりました。つきましては函館市文化賞贈呈式を来る11月3日(火)午前11時から市民会館小ホールにおいて挙行いたしますので、ご来駕くださいますようご案内申し上げます。」~~  函館市長 西尾 正範  印
驚きと戸惑い、喜びが交差するなか推薦団体に感謝し、ありがたくお受けしました。
文化賞審議会は函館市長が座長となり各方面の名だたる方々で構成されその審議はとても厳しくハードルは高いと聞かされていました
市政「はこだて」には次のように紹介され、受賞理由と押さえています。
「音楽教育者として吹奏楽指導を行い、道内トップクラスのバンドを育成する一方、函館初の市民オーケストラ「函館市民オーケストラ」の創設に尽力し、以後30年にわたり、常任指揮者を努め定期演奏会を開催されています。また、函館ジュニア・ドリーム・オーケストラにおける後進の育成や市民オーケストラと国内外のプロの演奏家との協演など、地域の音楽文化の普及向上につとめられています。その他吹奏楽連盟、音楽教育団体の要職を歴任し、当市音楽界の発展に寄与されています。」
特に音楽教育者として紹介されたことに喜びを感じました。きっと教え子達にも喜んでもらえるのかな・・?と思っています。
11月3日、市民会館での「文化賞贈呈式」の日は、朝から雪のちらつく寒い日でした。2階の控室の大きなガラス窓からは木々の紅葉と降る雪の白さが入り交じり見とれてしまうステキな光景で心が和みました。
贈呈式は、11時に始まり先導者に次いで受賞者の岡部氏、私・家内の順で式場内に入りご来賓の見守るなか受賞者席につきました。
式場は、文化の秋にふさわしい菊花が薫り厳粛に贈呈式は挙行されました。
来賓として音楽協会からは、市川評議員、吉田会長、宮崎副会長、高橋幹事長が出席され私どもを祝って下さりました。式辞で西尾市長は「今日に至るまでのたゆまないご精励に心から敬意を表します」と述べられました。祝辞(市議会議長・教育委員長)、審議経過報告がされ、市長から受賞者へ賞状と賞金、ブロンズ像が贈呈されました。
文化賞の重みは、制作者折原久左衛門先生のブロンズ像にその価値と重さが込められていました。
贈呈式終了後、祝賀会にてみなさんにお祝いしていただき、心から御礼申し上げます。
この度の受賞は、多くの教え子や一緒に活動した音楽仲間の支えと活動を理解してくれた市民皆様のおかげと感謝しています。 
今後の抱負はとたずねられましたが~~函館市民オーケストラ創立30周年記念演奏会を控えレベルの高い演奏をお聴かせできるかが心配であり頑張りますと話しました。
 ~「函館市民オーケストラ創立30周年記念演奏会」~後日の報道から
記念演奏会にふさわしく、函館MB混声合唱団をゲストに迎え、深みのあるオーケストラの響きと華やかな合唱とがスケールの大きな世界をつむぎだした。続いてピアニストの高実希子さんをソリストに迎えたショパン作曲「ピアノ協奏曲2番」は、きらびやかで叙情的な旋律がホールいっぱいに響き渡った。ラストのブルックナー作曲「交響曲第4番 ロマンティック」では,1時間を超える大曲を集中力の高い演奏で見事に再現。終演後は会場から拍手がなりやまなかった。(函館新聞・小川俊之記者)
諸々の重責を背負った演奏会はとても疲れましたが、団員共々達成感と満足感に浸りました。
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